2009年01月12日

ROBERT FRANK展「私は外国人のアメリカ人」

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イタリアで初めて、写真家ロバート・フランクRobert Frankの写真展覧会が行われた。昨年の10月から1月までの長い会期で、まえから気になっていて、昨日ようやく見ることができた。

ロバート・フランクは、写真に興味がある人なら誰でも知っている写真家で、私も「The Americans」という写真集を持っていた。きょう改めて、初期のものから映画まで、通して見ることができた。どの写真も、非常に深い意味を持っている。1924年スイス生まれだからこそ、当時のアメリカを良く観察することができたのではないだろうか?この展覧会のサブタイトルは「私は外国人のアメリカ人」Io straniero americanoつまり、外国生まれの目で見たアメリカ、ということ。だから、アメリカ生まれのアメリカ人が見たアメリカとは違った、アメリカを写真に撮った。どの写真も、アメリカ人やアメリカの生活を詩的に、シンボリックに表現している。アメリカの現実的なイメージ、アメリカンライフを探求した結果なのであろう。
映画も撮っていて、展覧会ではビデオで見ることができた。PULL MY DAISYというタイトルで、一日、にさまざまなアーティストが訪れるという、難しい映画だった。映画と言うよりも、イメージ・ビデオに近い、今でいう実験ビデオなのでは?

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私も、すぐさまロバート・フランクになって、写真を撮ってみたが、残念ながら、彼の時代とはすでに異なっている。例えば、フランクのアメリカを撮った1955、1956年頃は、服装や顔を見れば、どんな職業で、どんな階層の人かが、良く分かる。でも、現代は全ての人が同じ格好で、しかも世界共通だ。写真が意味を失ってしまった。もちろん意味は持っているだろうけど、シンボリックな詩的な意味合いをうかがうことは難しい。そう、私たちは困難な時代に生きているのだ。ということで、何を撮っても少し安く写ってしまうのが悲しい。
posted by perabita at 06:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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