2009年05月30日

地下鉄の文学

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昨日は、郊外の工場に行って、いつもは終点のミラノ中央駅で下車するのだけれど、その日に限って、一つ手前のランブラーテと言う駅で降りて、地下鉄に乗って帰った。疲れていたから、中央駅から歩くのを避けた。
その地下鉄のホームで、たくさんの小冊子があった。写真を見ていただければ、わかるように、SUBWAY LETTERATURA JUKEBOX LETTERARIOと書かれている。地下鉄の文学−ジュークボックスの文学。
何冊か、すべてを手にとって、持ち帰った。冊子の端に、例えば、甘い愛の小説、5駅用とある。つまり5駅で読みきれる小説なのだ。そのほか、夜の話し、10駅用とか、地下鉄の動物学の話し、6駅用など、さまざま。
この地下鉄の文学のサイトを見ると、2002年から、毎年一般からの応募で、優秀なセレクトされたもの、いわばショートショートの小説や詩を、冊子にして、駅においてあるようだ。いつもあるわけではなさそうで、ちょうどその選考が行われて、発表になった時期だった。
いくつか読んでみた。「近隣の中国人」は、近所に住む中国人の話、「レ・ボッレ」は、二人の考古学者がミラノの墓地を発掘する話しで、ミラノ市の賞を得ている。「ブイア」これは幼なじみのブイアという少女について、撃たれてなくなるまでの短く重いはなしだった。どれも、10ページ足らずの薄いものだけど、中身は濃く、重たいものが多いような感じだ。これを7駅通過するあいだに読みきれるの?とってもじゃないけど、20駅分は必要。だったら、終点まで行って折り返すことになるのか?でも、こんな暗い地下鉄にも、こんなにレベルが高く、表紙もきれいで、読んだあと、ホーとため息をつくような読み物が、タダでおかれているなんて、いかにもイタリアらしい。
タグ:文学 地下鉄
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2009年05月28日

冷やしパスタ

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空は青く、雲はちりじりに、陽の光は熱くまぶしく、初夏の風が吹く。こんな日々がこのところ続く。ニッポンだったら、お昼は、もりそばか、ソーメンか、冷やし中華に決まっている。それでは、イタリアはどうか?私はこのところ、冷やしパスタにこっている。料理書を見ても、冷やしパスタが見当たらない?でも自己流に工夫してみた。

はじめにパスタをゆでる。どんなパスタでもOKで、スパゲッティなら細目がよい。私はショートパスタが好みで、フジリというネジのパスタがいい。今日は残りもののペンネも入れた。ゆで時間11分とあれば、12分ゆでる。芯がなくなるまで。塩を普段どおり入れる。
その前に、野菜を準備する。何でも良いが、パスタと一緒にゆでる野菜と、生で小さく切ってあえる野菜に分ける。パスタと一緒にゆでる野菜は、たとえば、今日は季節のそらまめ、小さく切ったアスパラ、それに大きく切ったマシュルーム。パスタをゆでるにはタイマーで計り、そらまめはパスタと一緒にお湯に入れる。アスパラは残り4分前、マシュルームは1分前に入れる。どんな野菜でも良いが、ゆで時間がもっとも大切。
生であえる野菜は、青い玉ねぎスライス、4カットしたプチトマト、バシリコの葉をきざむ。
これに、オリーブ油と好みでバルサミコを少しいれ、塩、コショウであえておく。
パスタと野菜は、時間が来たらお湯をすてて、水にさらす。冷たくなったら、水を良く切って、生の野菜のボールに混ぜて出来上がり。
パスタと野菜をゆでるのに、塩を入れないとイマイチの味になるので、水で洗うのだけど塩は入れる。そして、最後に生野菜とかきまぜてからも、塩の味をチェックすること。意外と多めがおいしい。野菜は、何でも良い、ときにはジガイモ、ズッキーニ、キャベツ、なんでもいける。オリーブ油とアンチョビなんかもおいしいような気がする。また。ときには、生のニンニクを小さくきざんでいれることもある。
そして、お昼のセコンドは、お皿にモツアレッラをのせ、冷やしパスタを食べた後の残りのソースを注ぐだけ。野菜の味がして、よいソースになっている。
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2009年05月27日

昨日から今日にかけて

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きのうは都心に行って、ガレリアを通りかかったら、ボルサリーノのショーウィンドーに、初夏にぴったりの帽子があった。帽子というのか、なにか昔のえぼし、のようで、麻だろうかすずしげだった。どんな人がかぶるのだろうか?

そうして、用が終わって、夜9時からオペラを見ると言うので、エマヌエル通りを通り抜けた。そうしたら、写真の人たちが、「マックスマーラよ、はずかしいぞ、こんなに動物を殺して毛皮をとったりして」。そうか、動物愛護団体なのか?でもこの人たちは、皮のベルトをして皮の靴をはいて、皮のハンドバッグを持っているのだけど。そして、毎日、牛や豚、ときにはウサギの肉を食べたりするのだけど。いいのか?なぜ毛皮だけが悪い?毛皮はひょっとすると、皮のベルトや靴よりも古い歴史があるのでは?洞窟で人類が生活してたころ、きっと毛皮のマフラーをしていたに違いない。と思ったりして、足早に通り過ぎた。

途中、サンバビラの広場で見た雲は美しかった。初夏の怪しい曇り空だ。

そして、17世紀のスカラッティの小オペラを見た。有名なあのコンセルバトリオの学生先生たちの出演だった。申し訳ないのだけど、悪口を言わざるをえない。まあ、学芸会だった。なぜ、お金をとってまで、見せるようなものではなかった。衣装、演出、演奏どれをとってもパッとしなかった。ごめんなさい。

そうして、今朝は商工会議所Camera di Commercioに行った。こう訳するのが正しくはないかもしれない。なぜなら、この役所、利権の権化なのである。まず商売でも、会社でもすべての商業活動には、ここの許可がいる。そして、今日はイタリアと国際関係の特許を調べるために訪れた。もちろんそれもここの管轄だ。仕事はきちんとできた。でも、商工会議所の窓口はいつも横柄な態度だ。別の役所とはすこし雰囲気が違う。ここはあなた方に許可を与える役所だよ、わかっているかい?といわんばかりだった。
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2009年05月26日

いけいけドンドンのミラノ市

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昨夜TVを見ていたら、トーク番組にモラッティ・ミラノ市長が出ていた。このところ、ミラノ市はこの市長になってから、たくさんのプロジェクトがめじろ押しだ。その中の最もビッグプロジェクトがEXPO15だ。2015年ミラノ市で行われ、そのために、地下鉄の延伸や、基盤の整備などが進んでいる。そのほか、ロンバルディア州の役所や民間の超高層が建設中だ。この市長のおかげで、ミラノ市は現代の都市に生まれ変わろうとしている。と市長側は言う。これに反対する側は、ピエトロ議員とEXPO反対グループ。マフィア問題、交通問題、アパート問題、環境問題など、どれをとっても深刻なのだが、どうも市長側が優勢だ。正しいというより、私達はミラノのためにこんなに働いている。安全で緑の豊かな街をつくりましょー。といわれれば、ナットクするしかない。私も、どちらかと言えば、この美人のミラノ市長の側に近づいている。
市のPRセンターのようなところを通りかかったら、ミラノの水辺のプロジェクトの展示をしていた。100年ほど前の地図と写真。現在の内環状の道路はかっての水路を埋め立てて出来たのだ。古いミラノも、よく見ると相当に変化している。そして、最後の写真は、現在の運河にこんな建物はどう、というもの。いいじゃない。
ミラノは、ときどき、現在のモラッティ市長のような人が現れて、大きく街を変えていく。市長が、他の都市との比較を説明していたのが、ロンドン、パリ、バルセロナ、ベルリンだった。やはり、ミラノはこれらの都市のレベルで、遅れないように時代を先取りしたい、いけいけドンドン、ということか。
タグ:ミラノ市
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2009年05月25日

5月の夏日に田舎に行った

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まだ5月なのに、きょうは35度にもなった。この調子だと今年の夏はどうなることやら。聞くところによると2003年の夏は毎日40度で、大変だったらしい。まさか、そうなったらミラノを逃げ出すしかない。
そういうわけではないが、今日は、友人の田舎に家に、みんなと涼をもとめて集まった。お昼に、思い思いの料理を持ち寄った。庭に野いちごがなっていて、収穫した。お昼の準備は、大きなパンザロッタ、生パスタでチーズをはさんで、油であげたもの。多くのアンティパスト、セコンドはお肉、それにドルチェと白ワインと、食べきれなかった。
肉をバーべキューの網で焼くことになった。火は出来るだけ炎を出して、静かになって、から、肉を網に載せる。新聞紙数枚で火をおこす技術は、軍隊の経験のアル人が巧みだった。なるほど。その人は、一昨日のブログのフォンターナ広場の農業銀行に勤めていて、1969年の爆弾事件のとき、上の階で仕事をしていた。ボイラーが爆発したのかと思った。床に大きな穴があき、17人も人が死んだ、という。生き証人だ。
午後はお昼寝をする人、おしゃべり、カードをするひとなど、勝手気ままにすごした。
しずかな、田舎では、動物の声がたくさん聞こえる。モーモー、クークー、ワンワン、チッチッ、ブーンとか。意外と田舎もにぎやかなのだ。退屈紛れに、近所を散歩した。近くに農園があった。その農園に小さな教会があって、1795年に修理したとある。そうすると、16世紀頃には建っていたのか?麦がたわわになっていた。
タグ:夏日 田舎
posted by perabita at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする