2009年03月31日

ミラノのはずれの住宅街

ミラノの郊外ではないが、中心部から少しはずれた住宅街を通り過ぎたので、少しドキュメントした。通りの名前はVia Primaccioといって、もう少し行けば地下鉄1番線の終点。このあたりの住宅は、大通りに面して比較的高層の7,8階のアパートが多い。完全な住宅街だけど、オフィスが混在している。戦後1950〜60年代に建設された。割合、環境良好な住宅街だ。

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大通りから少し横道に入ると、緑の多い、奥行きのあるバルコニーを持つアパートが見られる。アパートには、生垣があり、バルコニーもデザインされ少し高級っぽい感じが売りだ。玄関には、いろんなハリガミがある。イタリアはハリガミ社会だ。だいたい大規模なアパートには必ず、アパートの賃貸、アパート売ります、駐車場の賃貸などのハリガミがある。このアパートの賃貸募集のハリガミには、「家具つき、7階、3寝室、居間、食堂、キッチン、便所2箇所、バルコニー2箇所、地下倉庫、駐車場」とある。相当に大きなアパートで家賃も高そうだ。また、門の入り口には、お知らせのハリガミがある。この地域の警察の責任者が、地域の住民の防犯と安全についてのお話があります、とある。最近は治安が余り良くなくなったと言われている。不法滞在の外国人が犯す犯罪がやり玉にあげられている。

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これは、大通りにある、横断歩道。たぶん、通学路になっていて、面白いのは、左上に、手を広げた、サインがある。これは、イタリア人が、待て、という時によくするジェスチャーだ。子供でも分るようになっている。横断歩道も一気に走れないように工夫してある。右に見えるのは、めずらしい公衆便所。10セント(13円)を払って使うことができる。幼い頃、通学途中で、もよおしたことがあった。

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最近見かける自動車のスピードを表示している。下に、スピードを落とせ、とある。

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住宅街の中にある、キリコの絵に出てくるような、面白いオフィス建築。

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そして最後に、住宅街にある有名なレストランのコラージュの絵。
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2009年03月30日

ファスト・チケットの買い方

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昨日、テレトンのサギまがいの寄付について書いた。そうしたら、そもそもチケットの自動販売機でどのようにチケットを買うのだ。ということを聞かれた。ウーンたしかに難しい。見ていると、初めての人は、どぎまぎする。だいたい、このタッチ式の画面はたくさんあり、チケットのお金を払うまで、13,4画面を通過しなければ、最終段階の支払いまで行かない。明らかに、ソフトの作り方が間違っている。しかも、余分な、意味のない画面が差し込まれ、混乱してしまう。何度かチケット購入を経験すれば学習できるというものだ。では、ここでおおよそのプロセスを解説する。そういう私も、1回しか購入の経験はない。

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最初に、自分の得意な言葉を選ぶ。英語が無難かもしれない。

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そうしたら、何を購入したいかの問いがある。電車チケット、自転車のチケット、予約の変更から選択する。その他、オンラインでのチケットも購入できる。(したことが無いので、よく分らない。けど無視する。)

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そうすると、文字の画面が出て、何かあれば、駅員に聞くこと。とか言う注意が出る。こんなこと当たり前なので必要ないと思うけど。そして、行き先を選ぶ。画面に無ければ、直接、駅名も入れられる。出発駅も、変更できる。次に、今日のチケットか?明日か?他の日か?を入れる。

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乗車できる列車が出るので、何時の列車かを選択する。ここで、インターシティか鈍行か、ESかを決める。そして、チケットの種類?普通はスタンダード。割引か?いろいろあるけど、99%の人はスタンダード。

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1等か2等か?人数、を決める。

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ここで、問題の寄付の画面になる。
テレトン基金を助け、お金をgiveする。一体何か?寄付なんて言葉が一言も無い。0.5、2,5ユーロをgiveするボタンと、寄付しないボタン。ここに一言、No Donationのボタンがある。これを見て、何かが分る人はエライ。ある人はこれを、ワンクリックサギと言った。間違ってGive Euro5.00を押すと、自動的に、支払いに5ユーロ、オンされてしまう。必ず右下の青いボタンを押すこと。Telethon Foundationの説明も無い、どう考えても政治的なごり押しで付いているとしか考えられない。とにかく、どれかのボタンを押さなければ先に行かない。
後は、支払い方法(現金かカードか?)これもFidelity Cardとかわからないことを聞いてくる。最後に現金を入れて、ようやくチケットが出る。初めての人は、チケットを入手するまでに、早くて10分、遅くて20分を要する。決してfast ticketではない。自信のない人は、はじめからチケット売りの行列に並ぶ方が無難かもしれない。
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2009年03月29日

おいしいパルマとテレトンのサギまがい寄付

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パルマに行った。午前中のゆっくりした電車で、お昼どきに着いた。早速、食事だ。少しパルマの郊外の生パスタがおいしいと評判のレストランに行った。(Trattoria Da Romeo Via Traversetolo 185 Tel 052 641167)パルマ駅からタクシーで、13ユーロだ。
プリモはラビオリのエルベッタというもの、具はリコッタとエルベッタ(香草)とグラーナチーズをミックスしたもの。ほとんどが濃いチーズだ。そしてセコンドは、アンティパストのポレンタを揚げたものとラルド(ラード)を食べた。まあ、普通においしかった。写真の、このマンマが生パスタを作っている。パスタは小麦粉と玉子だけでつくるそうだ。このエミリア・ロマーナ地方の典型的な料理だ。
その後、パルマの街を歩いた。ドーム周辺が観光地になっている。パルマの街は古代ローマ時代から、周辺の豊かな農地を背景に栄えたところで、今も変わっていない。土曜のせいか、人通りが多かった。どんな街かって?私は3度目だけど、街の変わり方はイタリアの街にしては、変化が激しいように見える。このエミリア・ロマーナの街はボローニヤをはじめ、豊かな農村地帯と工業地帯を背景に持っているせいか、比較的、現代化されるスピードは速いようだ。人たちも、ミラノとあまり変わらないような感じだ。
街歩きの途中で、生ハムやサラミ、ソーセージ、生パスタを売っている老舗の店に出合った。パルマの名産、牛の生ハム、クラテッロというのが食べたくなった。お願いして、ラビオリを揚げたものと、クタテッロと白ワインをいただいた。生パスタを瞬時に油で揚げたアツアツの中に生ハムを入れたのを食べて、冷えた白ワインでおしこみ、なんともいえないおいしさを味わった。パルマに来なければ味わえない食覚だ。店には、パルマのおいしいものがたくさん詰まっている。(LE SPECIALITA’ Via Farina,9 Tel 0521 233591)。

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実は、朝のゆっくりした時間に電車に乗ったが、いつもの旅行エイジェントでチケットを買うと、最近1チケットに付き1ユーロの手数料を取るようになった。1ユーロの価値は、市場では、普通の野菜、トマト、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、リンゴの1キロ分に相当する。決して少ない額ではない。だから、駅でチケットを買うことにした。ところが出発30分前に着いたが、チケット売り場が長蛇の列。仕方なく、自動販売機に走った。使い方が難しい。繰り返しトライして、ようやく買えた。だが、5ユーロ余分に払っている。おかしい。しかも帰りのチケットを先に買ってしまった。行きを買うため、やりなおして正しい金額で買えた。発車時間3分前に電車に乗れた。だが、5ユーロ余分に取られたのは何?チケットと一緒に出てきた紙に、テレトンに寄付ありがとう、とある。帰りに、お客様相談室に行って、何のことか尋ねた。これは、医学の研究に寄付したものだという。ファ・ニエンテ。何でもないよ、という。とんでもない。寄付なんかした覚えは無い。再び、自動販売機をチェックした。そうしたら、チケットのお金を払う金額が出たところに、0.5、1、2、5ユーロの寄付のボタンと寄付しません、というボタンがある。どれかを押さないと先に進まない。たぶん、この5ユーロ寄付します、のボタンをあわてて、押してしまったようだ。寄付しません、のボタンを押すと、問題なく正規の金額でチケットが買える。なんで、すべての人が強制的に、鉄道チケットよ全く関係の無い、テレトンへの寄付を、するか?しないか?を決めなければ、チケットが買えないのか?一種のサギ行為で、ネットで、間違ってメールを開いたら請求書が来た、というのと、ほとんど変わらない。寄付を求めるのなら、ちゃんと、趣旨を説明して、お願いすべきだ。考えられないチケット自動販売機だ。テレトンのサギ行為は許されない、もう2度と間違いをしないぞ。
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2009年03月28日

ミラノ一のリンゴのピッザ

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毎年、ミラノに仕事で来られて、必ずピッザを私と一緒に食べに行く方がいた。このところ来られていない。その時ごとに、おいしいピッザ屋を探して行っていた。だから、ミラノの有名店はほとんど足を運んだ。ミラノのほとんどのピッザはナポリタイプであることが分った。ベースの部分は厚く、パンのようにふかふかで、ふちは熱でふくらんで、ときには焦げていた。ナポリピッザはチーズとオリーブ油、そしてトマトソースでこってりだ。
そして、数年前に、私に近所の長―い公園に面したピッザ屋さんのピッザを見て、ハッとした。というのは夏で、お客は外でピッザを食べていた。通りがかりに、お客さんが食べているピッザをチラッと見た。そうしたら、ナポリタイプではなくピッザだ。生地が薄く、いかにもおいしそうに見えた。そうして、気になっていたが、そのままになって2年くらいがたってしまった。
今晩、友人と、ピッザでもどう、ということになり、あの店を思い出した。店の前に、行って、この店開いていないのでは、と思うほど、人の気配が無かった。で、中に入ると、営業していた。ピッザの香りがプーンとした。早速、まだ食べたことの無いピッザを頼んだ。ナスとサラミとモザァレッラとルコラのGASPARIというピッザと、リンゴとゴルゴンゾーラチーズのドルチェのGASSというピッザを注文した。届いたピッザは、うすく、皿からはみ出して、直径40センチくらいの大きなものだった。一口たべて、うまい。どちらもいい。特にGASSの方は、リンゴの甘さが、チーズとマッチして、絶品の味がする。薄いから、すぐにさめてしまう。だけど、周辺はぱりぱりになり、食べ残すところはない。私の経験からすると、たぶんミラノで一番おいしいピッザだ。だけど、ガンベロロッソには出ていない。ガイドブックに登場するには、あまりにも地味で、気がつかないほど小さな店だ。名前はPIZZERIA GEPPO(Via Morgagni,37 Milano Tel 02.29514862)ぜひ行って、リンゴのピッザGASSを食べてください。
タグ:ピッザ PIZZA
posted by perabita at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月27日

イタリアの三寒四温は異常気象

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ちょっと古いか?三寒四温。3日間寒くて、4日間はあったかい。こうして少しずつあったかくなるのがニッポンの春だ。私が育ったニッポンでは春とはそういうものだった。
今日のミラノは、朝から日差しが隅々までしみわたり、すべてが春の陽気であった。街を歩くと、人の長い影と日差しが作り出すさまざまな影が良い感じだった。誰もがコートを脱ぎ、薄着になって街を歩いていた。気温は20度近くあった。春らんまんだ。しかし、それはミラノや北イタリアだけで、トスカナや、南の方は寒く、気温は10度前後で、山間部では雪も降っているところがあった。あったかい日と寒い日が交互にやって来る。明日からはミラノも寒くなるとの予報だ。
これは、異常気象なのだ。イタリアは、徐々に春になり、冬にもどったりはしない。三寒四温は、イタリアには無かった。ここ数年の出来事らしい。エレベータのなかで、下に住む主婦が、また寒くなるようだ。気候がおかしい。と言っていた。
20数年前に、イタリアに来たときは、ある日突然夏になる。その夏になった日が、はっきりわかるものだった。その日を境に、半そでになり、白い夏服を着たものだった。その日が、分らないのは、イタリアに来て間もない外国人だけだ。ええ、今日から夏か?と後で気がついたものだ。それが、最近は、そうでもなく、その夏になる日がはっきりしない。いっせいに夏にはならない。これも異常気象ではないだろうか?
そんなこともあるのだけど、街中を移動しながら春らんまんのあたたかさを、楽しんだ。
posted by perabita at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする