2008年08月31日

野菜の交響曲ミネストローネ

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エレナ・スパニヨールさんの圧力鍋の料理書から、ミネストローネつまり野菜スープ煮というものを作ってみました。ミネストローネは、イタリアの家庭料理ではかなりの定番で、イタリア人が好む料理のひとつです。この料理、残り物の野菜を使ってつくる料理のように思われるかもしれませんが、私はけっしてそうではないと思います。やはり、新鮮で、季節に合った野菜を選んで、楽しむもので、いわば、野菜の交響曲です。たくさんの野菜の味を一緒に味わいます。小さなパスタやお米とともに、プリモピアットになります。

それでは、エレナ・スパニヨールさんのレシピをご紹介します。
「野菜のミネストローネ」
材料:ジガイモ 大1、玉ねぎ 大1、ズッキーニ 中2本、ニンジン 中2本、インゲン豆 ひとつかみ、ビエトレ(ビート)これは冬野菜ですので今回はいれませんでした。トマト(皮なし) 3個今回はミニトマトを使用、セロリ 2本、お米 おたま1.5、塩、オリーブ油、パルメザンチーズ、グリンピース 缶詰を使用

作り方:野菜を洗い、ジガイモを1センチ角よりも少し小さく切る。玉ねぎも小さく切る。スライスでも良い。ズッキーニは縦に4カットして、これを5ミリくらいの輪切りに切る。ニンジンも同じように切る。インゲン豆は2センチくらいに切る。トマトも1センチくらいに小さく切る。セロリも同じように切る。
圧力鍋に、最初にお米、切った野菜を全部入れ、塩少々、おたまで5杯の水を加える。気持ち6杯くらいが良いかもしれない。
強火で、圧力鍋を熱し、蒸気が出たら、火を小さくして、5分くらい煮る。この時間は圧力鍋によって異なります。私は野菜が煮崩れるか崩れないかという状態がおいしいと思います。お米の煮えぐあいも見る必要があります。
鍋をあけ、オリーブ油を大匙3か4を加え、少しまぜて、皿に盛り、パルメザンチーズを降りかけて、出来上がりです。私は、オリーブ油を加えて味を見て、味が薄ければ塩を足します。今回は、缶詰のグリンピースを、後から足しました。
季節によっては、アスパラ、生のソラマメ、生のグリンピースなどを加えてもおいしい。

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2008年08月30日

アカデミア・ブレーラ

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ミラノの割と中心部にブレーラというところがあります。街並みは近代以前の様子がいまだに残っています。ツーリストも多い地区です。この一角に、アカデミア・ブレーラがあります。
このアカデミアに有名なピナコテカいわゆる絵画館、美術館があります。まだ、行ったことがなかったので、何があるのか見学しました。主に、イタリアの15世紀から18世紀までの古典絵画が中心でした。そのなかでも、カラヴァジオCaravaggio1571-1610がすばらしかった。それまでの様式的な絵画と違って、リアリティで、主人公たちの生の姿が描かれています。ある意味で映像的です。それまでは、広角的な構図でしたが、カラヴァジオは望遠的で、ある映画の一シーンのような気がします。ものすごく現代的です。また、光の当たり方が、ライティングされたような演出がモダンです。すこし暗めの画面も、より光のコントラストがいい。残念ながら、絵画館での写真撮影は出来ませんでした。いつもは、監視人の目を盗んで撮影するのですが、今日ばかりは難しかった。画集を見てください。カラヴァジオを見る旅もいいなー。ローマ、ナポリ、ルーブルです。

この、絵画館の下に、アカデミア・ブレーラがあります。いわゆる美術の大学です。たくさんのコースがあります。絵画、彫刻、グラフィック、修復、舞台装置、美術技術、文化、評論、コミュニケーションです。勝手に構内に入りました。廊下には、古い石膏像が立ち並び、たくさんの張り紙が、そして9月からの試験のスケジュールが掲示されていました。ウーンかって試験にうなされたときの思い出がよみがえってきます。外に出ると、ブレーラの街でお茶をする外国人がいっぱいでした。
posted by perabita at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ミラノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月29日

トウキョウ、モスクワ、ミラノ

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2週間の滞在を終えてミラノに帰りました。まあ、ニッポンはせわしなく、時間が過ぎていきます。この時間のスピードに私はついていけません。何から何まで敏感で、ハイスピードで、世界のとくに経済情勢と一体となっています。
生活は、物質的には豊かです。スーパーやデパートに行けば何でも売っています。お金さえあれば何でも手に入ります。でも無いと悲惨です。全てが、スムースに進みます。交通だって、何だって、イタリアとは違います。あんまり人の手を借りなくても、つまり口を使わなくても、文句を言わなくても、何事も問題は起きません。
まだ、ニッポンには自然が残っています。いたるところに、美しいニッポンを発見できます。でも、新しい文化が根付いていないような気がします。それは、ゆったりとした時間のなかでしか育たないのでしょうか?いろんなことを考えたり感じたりすることが難しいかもしれません。でも、ニッポンはすばらしいところです。

ニッポンを出る前に新宿の夜を散歩しました。おお、こんなにネオンが激しく輝いているところはミラノにはありません。もちろんイタリアやヨーロッパにもありません。歓楽街と言うのがふさわしい。通り過ぎるだけでもワクワクします。そして、翌朝に成田からモスクワに向かって、10時間。着いたら、曇天で、気温14度でちょっとすずしい。トランシット15時間、何もすることもなく、ソファーで寝転んで、過ぎてしまいました。翌朝ミラノに着いた。まだ、バカンスの余韻か、店も開いていません。
公園にいつものように自転車で散歩。夕日の光がもう秋です。木の葉が輝いて、影が長くなりました。ミラノに帰ってしみじみしました。

昔、勤めていた会社が先行き困難な状態だそうです。アメリカ経済からニッポンの不動産不況そして信用収縮で、難しくなったのでしょうか。いい会社でした。好きでした。私にとってはすでに過去。でも、たくさん仲間がいます。みんながんばって、チリジリになっても、またお会いしましょうね。



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2008年08月26日

ホカッチアとニョッキ

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ニッポンでイタリア料理が上手に出来るかどうか、試すことにしました。小麦粉とか野菜が違っているので、どうかなと思います。ホカッチアとニヨッキです。ホカッチアは、ピザの原形といわれています。ミラノではピッザ屋さんではなく、パン屋さんで売っています。ですからパンの一種と考えてもいいでしょう。ビール酵母を入れて発酵させます。

ホカッチア作り方は次のようになります。
材料は、小麦粉500g、ビール酵母(またはイースト)25g、砂糖大匙2、水、オリーブオイル1カップ。
全部の材料をパンつくり機で生地をつくります。1次発酵までさせます。パンつくり機から生地を出し、2次発酵させます。2倍くらいまで生地がふくらむまで待ちます。生地を平らにして、ようじでアナを全体にあけオリーブ油を薄く塗り、塩をふり、バジル、ローズマリー(これが一番合う)、サラミ、チーズ、トマトなどをのせ、200度のオーブンで20分くらい焼きます。
結果、表面が少し硬くなり、まあ60点くらいかな。やっぱり小麦粉が違うのでしょうか?薄力粉と強力粉を半分づつ混ぜましたが、その割合が、薄力7、強力3の割合かな?一番大事なのがこの小麦粉、もう少し研究の余地があります。

次にニョッキの作り方。
かぼちゃ(あるいはジガイモ)300g、小麦粉90gだけです。30%が小麦粉(普通の薄力粉)です。始めに、皮と種をとってきれいにしたかぼちゃをラップにつつみ、電子レンジでチンします。さめるまで待ちます。ここに、小麦粉を加え、よく練ります。練ったものを、細長くして、包丁で切ります。そのあと、フォークを使ってニョッキの形にしますが、切ったままでもOKです。これを、パスタと同じようにゆでます。約1,2分。これにジェノヴェーゼソース(7月24日に掲載)かトマトソースを混ぜて、出来上がりです。結果、おいしく出来ました。イタリアと味が同じでした。

料理はどこで作っても同じではありません、たぶん?水が違います。小麦粉が違います。ここが根本的に異なっていて、味が違います。ニッポンでイタリア料理を作ろうとしたらイタポン料理になるのかな?とにかく、料理は文化そのもの、他の国に上陸したら、そのときから別のものになるのです。同化すれば、カレーやラーメンが生まれます。これこそフュージョン。
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2008年08月25日

タカーイ食料ナットクできません

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たまたま渋谷のフードショウという食品スパーの近くに行ったので、久しぶりにのぞいてみました。もとの職場がこの近くにあって、お昼時間にいつも行っていました。少し高級ですが、楽しく時間をつぶしていました。今回は2年半ぶりですので、今までとは違った目で見ることができるのでしょうか。

まずはお米について。コシヒカリが5キロと2キロの袋に入って売られていました。新潟産とか宮城産とかいろいろありましたが、価格には大差なく、5キロで2890円、2790円です。キロ当たり、578円から558円くらいです。最も安いもので、476円です。平均的にキロ550円くらいなのでしょうか?ミラノで、私は中華食材店で、お米を買います。おすし用といって、イタリアで栽培したコシヒカリです。これが、キロ275円です。だとすると、ニッポンのお米は大体イタリアのお米の倍の価格です。リゾットに使うお米がキロ324円ですから、やっぱりイタリアはお米が安い。ニッポンはお米が主食ですから、こんなに高くては困ります。これなら、イタリアからお米を輸入したほうがいいのではと、思ったり。そして、イタリアでは、食品には消費税がかかりません。お米の価格について、国際比較されたこともなく、誰も何も言いません、ナットクできません。

それではパスタはいかがでしょうか?デチエコのパスタ500gが269円です。イタリアでは176円です。輸入経費の割には安いのでは?でも同じショートパスタ500gが369円というのもなぜか分かりません。同じパスタなら、価格は同じはずですけど、この差はなぜでしょうか?ニッポンのそうめん、500g900円で、これまた異常に高い。うどんはもう少し安いと思います。でも、麺類も高いです。ナットクできません。

じやあ野菜はどうでしょうか?きゅうり1本84円、トマト中1個168円、何かの間違いではと思えるほど高い。だいたい、ミラノの市場では、トマト1キロ162円です。きゅうりも同じくです。野菜の中でも最も基本的な玉ねぎ大3個248円、ミラノでは80円実に3分の1です。じやがいもは3個大が210円、ミラノでは同じく80円。まったくニッポンの野菜はイタリアの3倍近いのでは?ナットクできません。なぜ黙っているのでしょうか?

何から何まで食品が2から3倍、ニッッポンが高いのです。でもいい面もあります。たとえば、おにぎり、こんなにバラエティーがあります。パンだってお菓子とパンの境目が無いくらい種類があります。魚も、肉もお酒もです。こんなに食べ物の種類が多いところは世界一なのではと思います。何でもあります。ニッポン人は世界の食べ物を入れることができる鉄の胃を持っています。
ラベル:食料 野菜 お米
posted by perabita at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ニッポン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする