2008年06月30日

田舎の家

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今日は日曜です。多くのミラネーゼは山か海か湖にでかけました。もう来週から山に行って9月まで帰らないという優雅な人もいます。多くは、家族は山か海か田舎の家に行って、一家のご主人は7月いっぱい仕事で、田舎と仕事場を行ったり来たりです。

私達は、友人の田舎の家に出かけました。マルザーノというところで、ミラノから20数キロ南です。車で40分くらいです。今年のお正月に、自転車で行ったことがあります。ミラノ郊外を抜けると、美しい田園が広がり、田舎道をゆっくり走るのはなかなか気持ちがいいものです。きっと、自転車で走ることができるランドスケープを復活させてもいいのではないかと、そのとき思いました。車のスピードで、道や街が作られていますが、自転車をもっと活用すべきですよね?

友人の田舎の家は、もともと小さな農園の住まいだったところです。普通の農園はファットリアといい、主人の住宅、農夫の住宅、作業場、家畜の小屋、倉庫などが、大きな広場を取り囲んでいます。でもここは、小さいので、主人の住宅、その他3軒の農夫の住宅からなっています。友人のご両親はこれら4軒の農家を買い、友人に引継ぎました。友人は主人の家は自分で使い、他の3軒は、旅行者などに貸しています。写真上から2枚。
農家は、クラシックな家具が置かれ、1階は居間、キッチン、浴室などで、2階は寝室となっています。
この日は、持参したもので食事をして、おしゃべりや休憩です。そして、庭に、アルビコッカ、アンズの実を収穫しました。ちようど熟していて、全部で5,6キロはとれたでしょうか。あまく、かおりが自然のままでした。

帰りは、映画を見ようということに。映画館には冷房があります。私のすすめで、インディージョーンズの新作を見ることに。でも下敷きになっている、FBIが宇宙人を隠しているという話を、イタリア人は知りませんでした。コンピユータグラフィックスを駆使した(しすぎた?)映画は手に汗をにぎるもので、歳のハリソンフォードも久々の登場でなつかしかった。
強い風と雨の中をミラノに帰り。テレビを見たら、サッカーのヨーロッパ決勝戦をやっていて、スペインがドイツ1−0でを負かし、優勝しました。





ラベル:田舎
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2008年06月29日

新しいバンコ

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メルカートで私は1週間分の野菜、果物を買います。もちろんスパーマーケットでも買えますが、品質もある程度よいのですが、面白くありません。メルカートでは、いろんなものが比較できます。季節感もあります。メルカートの店をバンコといいます。バンコbancoとは、作業台とかカウンターと言う意味で、銀行のこともバンコといいます。このVia Marcelloメルカートだけでも100近い野菜果物のバンコがあります。

3月8日にメルカート(市場)というタイトルで、親方から分かれたアラブ人の若者の話を書きました。その後、ずーとこの若者のバンコで買い物をしてきましたが、最近、ものの品質が落ちて、がまんできません。やはり、バンコの商売のしかたを親方かから習ったのですが、野菜や果物のよしあしが分かっていません。これを習得するには長い時間が必要なのでしょう。トマトなんかこの季節になんでこの味なの?野菜はなぜすぐ腐るの?果物なんかいつ食べごろなのかわかっているの?この若造って言いたくなります。それで、先週がまんできなくなり、今週新しいバンコを物色することにしました。お客はこわいってことが分かっていません。
バンコを一軒一軒吟味しました。トマトはおいしそうか?野菜が各種そろっているか?価格は適切か?お客は行列を作っているか?などなど。
ありました。この写真の人が主人です。どうもイタリア人夫婦でやっているみたい。トマトキロ0.9ユーロ、黄桃キロ1.8、さくらんぼキロ2.9、メロンキロ2.5です。ニンニクも中国産ではなさそうです。ならんでいるお客さんに、このバンコどう?というと、いいですよー。と言う返事。見ていると果物の食べごろ、野菜についての説明が適切で、気に入りました。イタリア人ならではの好みがわかっています。買ったトマトやバナナの味も確かでした。わーいやった。
ラベル:市場 メルカート
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2008年06月28日

トイレ考

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友人のオフィスのトイレには、シャワー、洗面、トイレが一緒になっている。そんなに広いわけではないのですが、イタリアのほとんどの住まいと同じように、3点セットがそろっている。これまで、シャワーがなかったので、新しくつけるというので、お手伝いをした。

このシャワー、2面がガラスで、角のところが引き戸式にオープンになります。marikaとかいう、マイナーなメーカーのシャワーセットBox Docciaを購入した。下の排水部分は、改装したときに水道屋さんが工事をして終わらせてあった。他の部材が届いたので、いざ、つけようとすると、部材が足りません。メーカーから取り寄せて、友人と私が組み立てをはじめた。最初、組み立て説明書を見て、なかなか細かく考えてあると、思った。7ミリのガラスの下に溝が彫ってあったり、下のベースが持ち上がったり、アクロバティックな設計が各所に見られた。組み立て始めると、説明書が説明不足で、かなりの想像力が無いと難しかった。終わってみると、ビスが利かない、取っ手の心棒が短すぎてつかない、構造的にこわい、などなど、デザイン・考えは天才的だけど、実際は技術不足というイタリア的欠点が見え始めた。ウーン困った。でもメーカに言って何とかしよう。でも、排水部分などは、シャワーとして使うと、すぐに詰まってしまうでしょうね。これも、イタリア的な水周り環境からすると当たり前かもしれない。笑ってすませるしかない。

このシャワーの日本の某社のウオシュレット(商品名ですが一般名称として)がある。1年前から、ある。でもイタリア人スタッフはウオシュレット機能はいまでも使っていない。こんなに気持ちいいのになぜ?保守的なイタリアにはウオシュレットは普及しないのか?
一般的に、イタリアの水周りには、洗面、便器、シャワー+浴槽、それにビデが一部屋に一緒になってある。実は4点セットが普通。
生活習慣的には、朝、トイレに行って、シャワーをします。ですからウオシュレットは必要ない。で、女性は朝以外では、ビデも使う。ですから、ますますウオシュレットは必要ない。私もあるといいなーと思うけど、イタリア化してしまった私の生活からは、なくてもいいかー、です。
でも、イタリアはトイレットペーパーが4巻き、3〜4ユーロもします。高すぎです。でも、電気代も高いから、同じかー。水使用も日本のトイレはイタリアのトイレの半分、でも水道料金はアパート共同使用なので、気にしません。おかしいと思いますけど。こんなふうに、水周りはとことんイタリアなのです。
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2008年06月27日

SANTA GIULIA MUSEUM

別に私はミュージアムが好きというわけではありません。今日はブレシャの工場に行きました。夕方8時30分ころまで外が明るいので、ついついブレシャの街をうろうろしてしまい、このサンタ・ジュリア・ミュージアムに迷い込んだというわけです。

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いままで、このミュージアム周辺の地区に、中世の町並みがこんなに残っているのを知りませんでした。道が曲がりくねり、家並みも低く、外壁が石で築かれています。このミュージアムから見た眺めは、もと修道院だったころ、修道士達が見た景色ときっと同じなんだろうなーと。

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このミュージアムは、中世のロンゴバルド時代(8世紀)に建った修道院をそのまま使っています。また、その下にはローマ時代の住宅の遺跡があり、中世から古代ローマ時代まで、この建物の中で見ることができます。こんなに広く、建築的にも優れています。私はこれまで、こんなに豊かな、美しいミュージアムを見たことがありません。写真はカーテンごしに光があふれる中庭です。

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これは、勝利の女神Vittoria Alataです。紀元後1世紀頃のブロンズ像です。古代ローマ時代のブレシャの神殿に安置されていたものです。完全な形で残っているのは珍しいそうです。はじめはギリシャのヴィーナスが、ローマ時代に羽根をつけ、勝利の女神になったという説明です。ローマ人は、戦争がいつも頭にあって、戦争に勝利することから離れることができなかったのでしょうか?

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これは、9世紀頃の十字架Croce di re Desiderioです。一見の価値があります。周辺には、カメオや宝石がちりばめられ、すでにこの時代から、イタリアには高い技術と美的なデザインのジュエリーがあったんだ。カメオだって。この十字架が置かれているインテリアのセンスも何となく現代に引き継がれているような気がします。

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ミュージアムのなかに、修道院に下から、古代ローマ時代の住宅遺跡を見ることができます。モザイクもすばらしいのですが、その遺跡と地続きで、庭があります。暗いなかにぽっかりとあいた外がとても新鮮でした。
http://www.bresciamusei.com/
ラベル:ミュージアム
posted by perabita at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ミュージアム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月26日

ANTHIAS

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もう昨年の話ですが、ミラノで知り合った木工作家のKさんが日本に帰るというので、知り合いが集まり食事をしました。Kさんは、家具から、彫刻的な木のオブジェ、箱ものまで、何でもこなします。見ていると、木で出来ないものはないんだよ、といってるようです。木の魔術師です。そのKさんの送別会でモニカMonica Castiglioniさんと知り合うことが出来ました。モニカさんは、デザイナーのCastiglioniさんの娘さんで、ジュエリーのデザイナーです。そのモニカさんと一緒に、ANTHIASという工房ショップをされていますのが、ここでご紹介しますナツコNatsuko Toyofukuさんです。モニカさんは、NYに行ったきりで、お帰りになっていませんでした。

ナツコさんは、もう1961年からミラノにお住まいです。ここで、デザインの勉強をされて、1990年から、モニカさんとこの工房+ショップをされています。ここは、ジュエリーの工房です。その工房が店になっている感じです。ですから、お客さんのサイズにあわせて、その場で調整していただけます。自分に合ったものに出会えます。アドバイスもいただけます。お客さんがひっきりなしです。どうも、みんな初めてではない人も多そうです。自分のために、妻に、恋人に、そして母親に。工房ですから、特別飾ったりしていません。ショーケースはKさんの仕事みたいです。でも、雑然とした工房のなかから生まれた指輪やイアリング、ネックレスが並んでいます。
私は、写真にあります、まるいかたちの指輪と渦巻きのデザインが好きです。何となくゆったりと、どことなく日本的なイメージも、やさしさにあふれています。ナツコさんの人柄なのでしょうか?たぶん、ナツコさんの作品は、すこしお歳がいった女性によくにあいます。(ANTHIAS:Via Fara 33 Milano tel 02 670 0203)
http://www.anthias.it/






ラベル:ジュエリー
posted by perabita at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする