2008年03月31日

現代美術館

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例の「公園とい名の公園(giardini pubbliic)」の通りをはさんで向かいに現代美術館(padiglione d'arte contemporanea)があります。私は、ときどき様子を見に行きます。入場料は6ユーロで、安くはありませんが、展覧会のレベルは納得できるものです。現代美術は、イタリア人にとってはそれほど特別なものではなく、興味さえあれば気軽に訪れます。今日は日曜日ですので、公園に来たついでに。

ここの展覧会は、常設展は無く常に特別展となっています。今回はウィトキン(Joel Peter Witkin)とサウデク(Jan Saudek)という人の写真作家の展示です。ウィトキンは1939年生まれ、メキシコで活躍しています。単なる写真じゃなく、撮った写真をコラージュや写真技法で加工して、非日常的な世界をつくり出しています。サウデクは1935年、プラハの生まれです。こちらは、多くは女性の裸体が被写体で、演技と美しい背景がみどころです。
どちらの作家も、肉体、神話、死、エロティシズムがテーマとなっていて、肉体、裸体はユニバーサルだといいますが、私はそうは思いませんした。やはり、ヨーロッパの世界ではそうかもしれませんが、外の世界では、もっと違うのではと、思ったりしました。
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2008年03月30日

公園のカフェ

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公園は都市生活者にとっては、スーゴク大切な場所なのです。今日は花の土曜日です。久しぶりの日の光が、周辺に住む人たちを公園にさそいます。その実、私も夕方、この「公園という名の公園」にでかけました。都市の住まいは、密度が高く、5、6階建てが普通です。最上階は日があたりますが、下の方は1年中、日がさしません。窓からの景色だって必ずしもよくありません。大体が、中庭の向こうのアパートの窓が見えるだけです。
そんな訳で、都市生活者にとっては、公園は外気を思いっきり吸い、太陽を浴び、緑を目で味わえる唯一の場所なのです。

その公園の中に一つカフェがあります。普段は、公園の散歩に一休みする人が利用します。私はこのカフェが大好きです。一人でも何の気兼ねなくボーとしていられます。今日のお客さんは、男2人女性1人でタバコとおしゃべり、犬を連れたお父さんと10歳くらいの男の子、話に夢中の若い女性4人組み、男3人組、ビールを飲むカップル、品のある中年の女性と男性、年配の両親と子供のカップルなどなどでした。近くに住むD&GのDさんGさんもときどき来られるそうです。

ラベル:公園 カフェ
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アレスティトーレ(展示施工)

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スピルバーグのインディジョーンズ、失われたアークの最後のシーンを覚えていますか。見渡す限りのたくさんの荷物が積まれた倉庫のシーンです。まさにこのシーンを思い出させます。膨大な材料と出来上がった荷物が所狭しと置かれています。ここは、アレスティトーレ(allestitore)と呼ばれるいわば展示施工業者の倉庫です。担当はマリオさんです。

日本でも展示施工を行う仕事はありますが、イタリアのように専門部門として確立しては、なさそうです。イタリアの場合、見本市が多くあるせいか、展示ブースの設営を専門にしている施工業者はたくさんいます。建築の施工とは違い、かなり仮設的で、工期が4日とか5日しかないせいもあって、ほとんど工場で、床、壁、天井を作り、プレハブのように、現場で一気に組み立てます。
今日は土曜ですので人が少ないのですが、ミラノ家具サローネがまもなくはじまるため、マリオさんは出勤して、我々と打合せをします。お疲れ様。今年は8つのブースを受け持ち、普段はミッソーニの仕事をしているそうです。

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2008年03月29日

お昼にイカ

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20年以上前に、シシリーを旅行したとき、おいしい魚料理を出すレストランがありました。そこで、水槽の魚を料理するというので、各人思い思いの魚の料理をお願いしました。エビ、タイ、たこという風にです。で、いくらですかと聞いたら、みんな同じ皿に乗せて計って、キロいくらだという。みんな同じ値段なんです。しかも、イタリア語でペッシェ(pesce)といって、エビもタイもペッシェというのです。えーえ、そんなにおーざっぱなんだ、と驚いた記憶があります。

今日は、日光を浴びて、お昼を食べようということになり、近くのテニスコートに付属しているバルで、イカの煮込みを食べました。このイカ君の名前はカラマーロ(calamaro)といい、ヤリイカです。他の種類は、トータノ(totano)はスルメイカ、セピア(seppia)はモンゴイカ、らしい。ミラノはシシリーと違って(?)3種類のイカが売られています。という訳ではないのですが、多くのイタリア人はペッシェで、すませます。それ以上は、魚については深入りしません。

このイカの調理法を聞きました。
鍋にオリーブ油を入れ、赤唐辛子を少し入れ、ニンニクを入れ、そこに、内臓をとった皮付きのイカを入れ、少しいためます。さらに、白ワインをたっぷり入れて、1時間以上煮込みます。蒸発したら水を足します。
ラベル:イカ
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2008年03月28日

スタジオウルキオラ

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今日は、スタジオウルキオラで打合せがあった。名前をご存知の方もおられるかと思いますが、ミラノのデザイン界で最も旬のデザイナーです。パトリツィア ウルキオラ(Patricia Urquiola)さんです。

朝10時半の約束で、事務所の入り口に行くと、スタッフが外でタバコを吸って、立ち話、そこに、本人と建築家のご主人が出勤してこられて、握手とごあいさつ。事務所は、道路から半地下になっていて、朝なのにすごい活気がありました。総勢30人くらいが、スケッチする人、パソコンする人、模型作る人、それぞれが、思い思いに仕事をこなしているという感じです。ミラノでこんな活気のある事務所もそんなにはない。4月16日からはじまる家具サローネに向けていそがしくしているんだね。きっと、こんどのサローネではウルキオラさんの作品がたくさん見られます。モローゾとデパドバは見逃せません。

ウルキオラさんは40代後半、スペイン生まれで、ミラノで、カスティリオーニとマジストレットに師事しました。美人です。彼女の多くのイスの作品は、エレガントで、やさしいデザインで、しかもすごくモダンなのです。人と作品は一体なんでしょうね。
posted by perabita at 07:16| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする